ニコンOptiphot等のコンデンサー上下ハンドルの左右付け替え

コンデンサーキャリアーの+ネジ4本をあらかじめ取り外し、スライド部から取り外す。また、ハンドルと反対側にある保護黒ゴムも取り外しておきます。

 

f:id:MicroscopeJapan:20210604094600j:plain

サブステージは下側を上に向け、ハンドルユニット固定六角穴ネジ2本を取り外します。穴ネジは反対側のネジ穴に軽く取り付けておきます。(赤矢印)

 

f:id:MicroscopeJapan:20210604095123j:plain

ハンドルユニットをゆっくりと引き抜きます。(黒いプラスチックピニオンをいためないように注意)写真ではスライドのレールを片側取り外していますが、取り外す必要はありません。

 

f:id:MicroscopeJapan:20210604100212j:plain

ハンドルユニットを反対側の穴に滑らせ入れます。

六角穴ネジを2本締め付け、ハンドルユニットを固定します。

裏側にラックの付いたスライド部を滑らせ入れます。このとき、ピニオンに力がかからないよう、ピニオンとラックをかみ合わせ、丁寧に取り付けます。

コンデンサーキャリアーをスライド部に取り付けます。(+ネジ4本)

反対側の穴に保護黒ゴムを取り付けて完了です。

 

この作業は各自の責任において、行ってください。

 

ステージの動きの固さ調整

f:id:MicroscopeJapan:20210601133148j:plain

オリンパスBH2のステージのハンドルの各ノブ上部にある六角穴ネジを緩め、ノブを回転させるとノブの動きの固さを調整できる。調整後は六角穴ネジを締め付ける。左右と前後の各ノブを調整する。

 

f:id:MicroscopeJapan:20210601133143j:plain

ニコンOptiphot2の場合は前後、左右の各ノブは2部品から構成されており、それぞれ反対方向に回転させ、2部品が離れる方向では固くなり、その逆に回転するとゆるくなる。前後、左右の各ノブを調整する。

以上の調整は、各自のご判断でお願いします。

OM直筒を使わずに古い撮影装置を改造する方法

f:id:MicroscopeJapan:20180912230740j:plain

シャッターとプリズムを取りはずし、上部の筒を取って、67mmのオスネジを露出させる。

f:id:MicroscopeJapan:20180912230741j:plain

EFマウント用接写アダプター58mm、継手リング メス-メス Φ58mm、ステップアップリング 58→67mmの順に取り付けると改造完了。

f:id:MicroscopeJapan:20180912231917j:plain

OM直筒より5~6mm短いが、特に問題はない。

オリンパス顕微鏡用投影レンズ

 

f:id:MicroscopeJapan:20180723224815j:plainオリンパスBH2用投影レンズには、NFK1.67X、NFK2.5X、NFK3.3X、NFK5X、NFK6.7Xがあるが、フルサイズのセンサーであれば、通常2.5X~5Xを使用する。センサーが小さければ、NFK1.67Xもほしいところだ。

もう一世代古い短頸レンズを使用するオリンパスBHには、FK2.5X、FK3.3X、FK5X、Fk6.7Xを使用する。

f:id:MicroscopeJapan:20180723230823j:plain

f:id:MicroscopeJapan:20180723231525j:plain

無限遠補正系対物レンズを使用するオリンパスCX、BXシリーズの顕微鏡には、PEシリーズの投影レンズを組み合わせる。

対物レンズによって、適合する投影レンズが異なります。短頸レンズにはFK投影レンズ、splan、splanapo等のLB対物レンズにはNFK投影レンズ、UPlanFLなどの無限遠補正系対物レンズにはPE投影レンズを使用しないと本来の性能を引き出すことができません。(例外もあるでしょうが)

 

 

オリンパスBH2顕微鏡とCanonEOSをつなぐ

f:id:MicroscopeJapan:20180716133803j:plain

3眼部にNFK2.5やNFK3.3などの写真投影用レンズを差込み、OM直筒をセットし、OM→EOS変換リングを介してEOSカメラを接続します。

ライブヴュー機能を利用して、顕微鏡写真が、簡単に撮影できます。